グリーンおじさん雑記帳

VRChatでの日々やVRまわりのことに関するメモなど。

PROJECT˸ SUMMER FLARE感想(ネタバレ有)

はじめに

2021年10月2日・3日の2日間をかけて、VRChat(以降 VRC)のワールドでありVRインスタレーションプロトコルである「PROJECT˸ SUMMER FLARE」(以降 PSF)を一巡し、その後も2回ほど一巡する機会がありました。

設定と解説が書かれた80ページ超の文書『サマーフレア作戦概略』も2021年末と昨夜(2022年5月3日)の2度通読して、何か感想らしきものを書けそうな気がするので今回初めてまとまった形での感想を書いてみたいと思います。深みのあるものは書けませんけど、こういうのは自分が後で見返すためでもあるので書けることを書いていきます*1。ネタバレには配慮しませんので、未プレイの方はまずPSFを一度最後までやってみてからこの先を読むことをお勧めします。

booth.pm

 

ワールド「PROJECT˸ SUMMER FLARE」の感想

2022年5月3日訪問時の写真

まずは「VRCのワールド作りでここまでできるんだ、すごい!」と思いました。ダイダン戦のインパクトは大きかったですね。もちろんそういう派手なところだけではなくて、小物の作りや静かな場所の音響に至るまで世界観というか価値観というかそういうものを感じられて好きでした。空気が好き、みたいな感じ。

ただ私の空間認識能力の欠如とかコントローラーが普段使いには良いけどアクションゲーム的な精度を求められるとガバガバ過ぎる状態とかが合わさって、余計なところでしんどさを感じてしまいました。2つあります。1つ目はダイダン戦、核攻撃からの脱出中、いずれも同じところをぐるぐる回ってしまって行くべきところに行くまでにとても時間がかかってしまった上にVR酔いが激しくなって1日目はそれで中断するしかなくなってしまったこと。2つ目は、ルーデンライト常温貯蔵槽のアスレチックパートで何度も水面に叩きつけられ腕の筋肉を酷使し、結局、自分自身の力では偽-デュランダルを取れなかったこと。フレンドと一緒に行ってなかったら詰んでましたが、そういう個人的経験ってそんなに悪くないかなと思ってるんで*2、「もう勘弁して」とは言いません。

ラウミタブレットでLuPI、FASとの会話を読み返すことができるのは良かったです。映画を見てるのとは違って、何かをしている時に急にLuPIやFASとの会話が始まることが多いので見逃してしまったり見ていてもすぐに言葉が意味として届かなかったりするんですが、後からゆっくり見返せるとわかると変に力まずに済むので。

全体的に「VRインスタレーションプロトコル」してて良かったです。「インスタレーション」って言葉の意味知らなくて「インタラクティブの仲間かな」くらいに思ってたんですが今日初めて調べて納得でした。

 

「PROJECT˸ SUMMER FLARE」のストーリーについて

厳しい現実に向き合う時、幸福な夢を見ながら苦しまずに死ねたらそれでいいじゃないかと思うことがあります。実際はそんなこと簡単にできないから今日もこうやって生きているわけですが、もしもその願いを願ったら叶ってしまう世界だったとしたら? 以下、言い切ってる部分もありますが私の勝手な解釈です。

21世紀よりもxR技術が遥かに発展した22世紀の世界において人類はサテライトリアリティ(以降 SR)の中に生きており、SRにおいて人類の願いは「(集団)狂気」という形で叶えられます。というか、多くの人が無意識にでも願うと叶ってしまいます。大災害に巻き込まれた子どもに生きていてほしいから絶対に折れない聖剣がそこに在ってほしいと望まれれば、それは在ることになります。核兵器のない平和な世界を多くの人が望めばそれは「失われた核」になります。人々にとって、実質的に*3。そして、地球規模の大災害であるブラックウィンター(以降 BW)で地球が寒冷化し、資源が不足し、全人類がサテライトデバイスに依存しなければ生きていけないほどの状況が長く続いた時、それに直面するよりは「最高の夏」の夢を見ながら死んでいけばいいと多くの人々が願った結果として「夏」という狂気が生まれました。

サマーフレア作戦とは安楽死用の夏という棺桶で眠りこけている人類の頬を引っ叩くような戦いなのだと思います。その戦いを戦うLuPIも狂気であり、夏から目覚めたいということもまた人類の切なる願いでした。絶対に折れない聖剣などなく、核兵器とそれを使った人間同士の戦争は存在し、寒くて衣食住に苦労する、そんな世界に相対する覚悟を持って。

どちらの選択肢が上か下かなどということはないけれど、人類はそちらを選んだ、そういう話だと理解しています。

 

『サマーフレア作戦概略』第9章 足枷を壊す を読んで

『サマーフレア作戦概略』、2021年末に最初読んだ時はいまいち腑に落ちない感じだったんですが、今回再読する余裕ができて、やっと私なりに腑に落ちてきたように思います。そもそもちゃんと読めてなさ過ぎました。私にとって初読なんてそんなもんで、2度3度と読み込むことでやっとまともに理解が進むのが普通だと思ってるのでよいのですが。

特にヨツミさんの思想とか人生観みたいなものが窺える「第9章 足枷を壊す」が好きで。私はたぶんどちらかといえば核兵器を使ってでも「夏」を守ろうとする人類の側*4だとは思っていて「前に進むこと」について恐らくヨツミさんとは異なる価値観の持ち主ではありますが、「衆愚」というものと向き合って対話を続けようとして「PROJECT˸ SUMMER FLARE」という作品を世に出したヨツミさんはすごいと思っています。そしてそれに敬意をもって応対するなら、冒頭に上げたようなツイートで済ますのではなく、結局陳腐な内容になるにしてもまとまった形で感想を書いておきたいと思いました。

でも、この作品をプレイしてくれた人がいつか自分が囚われている「最高の夏」を認識できた瞬間に、それを壊せるきっかけになる「呪い」としてこの作品が作用してほしいな、と願っています。

(『サマーフレア作戦概略』p.82)

本当に些細な話で恐縮ですが、実はPSF1回目やった時に既に「呪い」として私には効いていて、自分が主催しているイベントの会場ワールドの本格更新*5を2年間くらい怠っていて、ヒグラシの鳴く夕暮れでずっと続くその世界を「終わらない夏」と心の中で呼びつつ大きな不満も出ないしそのままでいいかなと放置してたんですが、そろそろこの小さな「最高の夏」から出ていこうかと思って久しぶりにUnityの新しい操作を覚えるなどしている今日この頃です。

「衆愚」についてもっと細かく語った方がいいかなと思いますが、そろそろお出かけの時間なので今日はこの辺で筆を置きます。

*1:考察ガチ勢の方にあれこれ突っ込み受ける前に一応書いておくw

*2:人生の歴史にまた1ページっていう感じで。

*3:Virtualという言葉の意味を思い出す。

*4:そのことに自覚的でありたいとは思っていて、その辺語ろうとすると脱線が激しくなりそうなのでここではこれ以上触れません。

*5:小物を置いたり、前回イベントの写真を追加したりくらいは毎回してますが。

『VRおじさんの初恋』感想

はじめに(2022年版)

書きかけでこの記事を下書きとして保存したまま気づけば1年以上経っていました。

VRChat(以下、VRC)が生活の中の一つの大きな要素として存在している自分が『VRおじさんの初恋』の感想を書くならば、自分がVRCでどういうことを感じて生きてきたかも絡めて書くべきだろうと思っており、一方でそうすることは必要以上の自己開示のようにも思えて筆が進みませんでした。なんとなく、そろそろいいかなという感じがしたので、書き進めていくことにします。

 

はじめに(2021年版)

これを読んでいるVRCユーザの方々には周知の事実だと思いますが、先日*1、『VRおじさんの初恋』の第二部が完結し、単行本が発売されました。この作品がもっと多くの人に知られるようにするためにはTwitterにタイムリーな感想を書きまくるのが良いのでしょうが、日々VR生活をともにしているVRCユーザのフォロワーたちに直送するのはちょっと恥ずかしいので、ワンクッション置いてブログに書きます。

昨年*2Twitterで流れてきた第一部を読んだのが最初の出会いでした。あの頃は続きが読みたいと思いつつも、読めるようになるまでに越えるべきハードルを越えていくのは簡単ではないだろうとも思っていたので、第二部が始まり、無事終わりを迎えることができたこと、素敵な装丁の単行本が発売されるようになったことには驚きつつも本当に嬉しく感じました。

 

人生が二度あれば

私は以前、「感傷マゾvol.04『VRと感傷特集号』」*3に寄稿した文中で「VRChatでは元の容姿や社会的地位に現実世界よりはとらわれずに他者との関係性をやり直すことができる。おじさんでももう一度青春の機会を得ることができる。」と書きました。言い換えると、VRではおじさんも(基底現実*4よりは楽に)友情や恋愛を経験するかどうかの選択の機会も含めてやり直すことができる、ということです。現実よりは楽に、と補足しているのは、いずれのフィールドを選ぶにせよ他者との関係性であることは変わりがないので、それに伴うネガティブな要素がVRだからといって全部消えてしまうなんてことはないからです。少なくとも私の経験に基づけば。それでも、VRには救い(?)の可能性があるのだろうと思っています。自他共におじさんと認めるような年齢と肉体になり、現実ではもう人生をやり直せないと感じている人間*5にとっての救いです。

『VRおじさんの初恋』の主人公、ナオキは子供の頃にはいじめに遭って、大人になってからも「ゆーっくり歳をとるくらいしかできることがなくって、いつか働けなくなったら『詰み』…」(p.57)というロスジェネ世代のおじさんです。彼は現実の人生において初恋をする機会を持ちませんでしたが、VRの人生において初恋をする機会を持ちました。だからといって現実の肉体的・経済的な詰みの状況はほとんど変わらないだろうけど、きっと人生を生きる価値のあるものにできたのだと思います。それは結果論であって、現実の人生で恋をしたことがない人がVRの人生で恋をすれば救われるわけでは必ずしもないでしょう。現実でもVRでも恋を必要としない人生はあると思いますし、恋の末に心に深刻な傷を負い再起不能になることもあると思います。初恋を別の「初○○」に変えても同じようなことは言えるでしょう。それでも「人生が二度あれば」と思った時にVRの人生という可能性が開かれていることはひとつの救いだと思っています。

二度目の人生的な場としてはVR以外にも現実にある趣味のサークルや地域社会の活動が有効な場合もあると思います。何が違うのでしょうか? VRが優れていることの一つとして世界そのものが現実とは別のもの、異世界であり、そこに新しい身体を持って生まれ変わることで、現実の世界と肉体の制約に縛られない思考をしやすくなるという点があると私は考えています。誰かがTwitterで言ってましたが、ある意味で異世界転生なのでしょう。

私たちの心は体に決められる

望む望まないに関わらず

性別 年齢 健康状態…

そういうもので心の輪郭も作られていく

でもVRの世界で私達は現実と違う体で出会って

その体でしかできない約束をした

体が変われば

心が触れ合う場所も変わる

あれは確かに同じ私たちだ

(『VRおじさんの初恋』p.169,170)

 

VRでの恋愛を経験した身として

なんで『VRおじさんの初恋』が自分に刺さるかといったら、上述してきたようなことや自分がロスジェネ世代の片隅にいる*6のもありますが、私がVRでは美少女の身体を持ち現実では男性の身体を持つ者同士かつ年齢差*7のある関係での恋愛を経験したことがあるのが大きいと考えています。私はVR恋愛が初恋ではなく現実に異性のパートナーがいたこともありますが、「もう残りは消化試合だ」と思っていた人生についてもう少し続きをやっていこうと思えたのはVR恋愛を始めとするVR生活を通じてでした。

なんとも陳腐な話だなあ(これは自分の上記経験について)と思う自分も私の中にはいますが、VR生活をして感じるあれこれについて私自身にとってはかけがえのないものならこのブログに残しておくのがいいだろうと思い書いておきます。

もっと生々しい具体的な話を書いた方が読者の関心を惹くだろうし説得力が増すかもしれないけど、自分のVRCのアカウントと紐づけられる場で書く気はちょっとしないのでこの辺で終わりにしておきます。

 

 

*1:2021年春

*2:2020年

*3:

https://booth.pm/ja/items/2264266

*4:以下、単に「現実」と呼ぶ。

*5:人生常に今が一番若いとか、伊能忠敬など偉人の例を挙げて説教をすることはできますし、そういう話に一定の意義は認めますが、それは今回する話ではないと思っています。

*6:少ない椅子の椅子取りゲームをなんとか生き残った結果としてナオキよりはかなり恵まれた境遇にいるとは思います。

*7:私がホナミ側ですね。

VRChatを4年間やってきての雑感

大宮さんの記事を読んで「あっ、自分も4年間VRChat続けてる!」と気づいたので、思うことをつらつらと書いていきます。だらだらと書き続けると色んな意味で難しいこと*1を書きたくなってお蔵入りになってしまうため1時間1本勝負くらいで。

もしかしたら過去記事と被る内容もあるかもしれませんがご了承ください。

 

私がVRChat(以下、VRC)を始めたのは2018年3月10日です。

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2018/03/10 15:43に受信したメール

そんなに長く続かないかもしれないと思ってたから、当時好きだった(今も好きです)『響け!ユーフォニアム』の中川夏紀と吉川優子のカップリング名なかよし川をそのままIDにするという雑な命名でした。

 

それから4年経ってどうなったか……。一言で言えば「VRCが日常の一部になった」と思っています。2018年に始めた頃は特別なもの、それ自体に何か特別な価値を感じていたものが、日常を過ごす際に私が選ぶことのできる選択肢の一つとして落ち着いたのかなと。技術的なことを追いかけることは今ではもう完全に他の人たちに任せています*2。ただ日常を過ごすことができればそれでいいです。そのことは、新しいものを追いかけることを良しとする種類の人々から見ればもしかしたらつまらないことと捉えられるかもしれませんが、私は物事は「飽きてからが本番」のように考えているところがあって、飽きても続けられる物事を多く持っていることが私の人生を豊かにしてくれると考えています。その立場からすると今のVRCに対する私の感じ方は好ましい傾向だと思います。

 

(この辺で地震やら何やらで中断……*3)

 

これからもこの世界で歴史を紡いでいくことができたらいいですね。

 

私は才能とか能力とかだけで誰かが私にとってのかけがえのないものになるのではなく、時間的・場所的な座標とその来歴によって誰かが私にとってのかけがえのない存在になるのだと思っています。歴史を紡いでいくのは大事なんです。

 

もうちょっと複雑なことを書こうと思ったのですが、色々あって一旦この辺で終わりにします。5年目も良いVRCライフを送れますように。

 

とりあえず『リズと青い鳥』貼っておきます。

 

*1:お砂糖の話とかね。ちなみに4年間だいたい相手います。

*2:仕事においてはいつまでも新しいことを学び続けるしかないのでせめて仕事以外ではそんなことはしたくないという思いもあり。

*3:2022年の3/16~3/17に書いています。

2021年も雑に振り返ります

2021年に一度も更新してないのはまずい!そう思って書き始めました。

あと3時間45分しかなく、年内にはVRCにインしたいので昨年以上に雑に2021年を振り返っていきます。

 

1月:VRChatにぎやか大喜利宴会さんとコラボイベントを実施

1月はこれですね。VRC1989年以前爆誕会として、VRChatにぎやか大喜利宴会さんとコラボイベントを実施いたしました。私が普段VRC内でやっているイベントとはかなり毛色が違うのでお声がけいただいた時は少し戸惑いましたが楽しくやれたと思います。

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コラボイベントでの集合写真

2月:酒を飲んでた

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とりあえず2月のリア-アリスさん貼っておきますね。

3月:みはねさんとサシ飲み

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色々と美少女らしくない会話をした気がします。

そのうち飲みましょう~と言ってた「そのうち」が突然到来した例。最近大変そうですがひっそりと見守っています。

4月:VRC1989年以前爆誕会第50回定例飲み会

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爆誕会第50回定例回にて。エヴァ最終回みたいな展開に。

エヴァの最終回みたいに海の上でみんなにおめでとうを言っていただきました。「シン・爆誕会」と言えるようにワールドリニューアルしたりインスタンス分けも考えたりしたいですがリソースが足らず今も伝統の会場で続けさせていただいております。

爆誕会は私という個人に依存しない会にしたいので、私はインスタンスを開くだけの代替可能な人でありたく、参加者の方々は私のことは気にせずに交流してくれたら良いと思っていますが、50回に1回くらいはこうやって輪の中心にいても許されるでしょう。

5月:酒を飲んでた

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とりあえず5月の幽狐さんをご覧ください。

6月:めっちゃ緑のリア-アリスさんがいた

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目に優しいリア-アリスさんたち。

自分の主催イベントと被るので多くは行けてないですが、有坂みとアバター交流会には時々行ってリア-アリスさんを眺めていました。

7月:大宮さん、くにやさん、たるとさんとの飲み会

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会場は私の自宅ワールドにて

4月に1回やって、そっからまた定例的にやりたいねということで第2回でした。サシ飲みも似たような趣旨ですけど、周りに不特定多数の人たちが居ると色々気を遣って回りくどい言い方しかできず伝わらないこともあると思うんで、見解の相違を丁寧にぶつけ合わせることも含めてできる場があると良いと考えています。そうやって関係性を保守していくことで長く続く関係は築けるんじゃないかなあと。

8月:酒を飲んでた

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とりあえず8月の幽狐さんを貼っておきますね。

9月:オンライン日本酒試飲会2021秋

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集合写真の時間まではペース配分守って飲んでます。

酸味大好きマンとして酸味推しでいきました。

10月:夏

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当時は手元に持ってるものが写らないように写真を選んだけど、そろそろ、いいでしょう。

ちょうどいまサマーフレア作戦概略 を読んでるところです。

ギミックの中にはVR酔いしやすい私にはかなりきついものもあったんですが、ゆっくりストーリーを考えながら進めていくのは楽しかったです。そのうちちゃんと感想書かないとですね。

11月:JKメープルさんシーズン到来(私の中で)

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いま一番私の中でカチッとハマってる装い

ミニスカJKメープルさんがなんかしっくりくるので今に至るまで2ヶ月ほどメインアバターになってますね。リア-アリスさんの制服姿も良かったけどメープルさんの素朴な感じも良いですね。他のアバターを使ってる時とは異なり、おじさん感出し過ぎないようにしようという抑止力がある。

12月:オンライン日本酒試飲会2021冬

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例によって集合写真の時間まではペース配分守って飲んでました

色々とイベントが重なったこともありアットホームな人数になりましたが酒飲み話をたくさんできて良かったです。イベント時間後も最後の方まで残ってましたが、最後の方は正直あまり記憶がないです。写真は残ってるんですが……。

まとめ

昨年までに築いてきたものの上でやっていた1年という感じで、新しいことはあまりやってないですね。新しいことをやらなくてはならないわけじゃないけど。VRCも含めた色んな物事に対して優先順位を付けてリソースを投入していく中で、2021年はVRCに割けるリソースが少なくなっていったから、無理せずやってきたまでのことです。2022年もかなり仕事にリソースを取られると思いますが、少なくとも週末はVRCに居ると思います。

仕事以外のことでこうやって日常を友人と言える人たちと過ごせてきたってのはすごいことだと思ってます。VRCやる前の私には想像がつかなかったでしょう。それだけで価値があり、その価値の前には新しいことを今年なにかできたかなどということは大した問題ではないのです。個人の感想ですけど、ね。

 

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2020年を雑に振り返ります

2020年の振り返りをやっていきます。

12/31中に書くというスピード感の方を優先して適当に書き散らしていきます。

 

1年の四分の三を引きこもって過ごし、VRCで過ごす時間は長くなった

ここまで年間を通して引きこもり続けたのは物心ついて以来初めてだったのではないでしょうか。例のウイルスの影響ですね。私の職場では3月には在宅中心へのシフトが始まり、幸い私の担当している仕事は在宅でやれることがほとんどであったため、3月から12月までの間、最も多い時でも週に2日しか外出していなかったと思います。

私はもともと引きこもり適性が高い人間だと自負していますが、それに加えて今はVRCで人と会って話すことが日常化しているため、引きこもり生活を続ける中でも広大な世界を旅して、多くの人たちと交流することを続けることができました。

いくら引きこもり適性が高く、他人と話すだけで基本的にはつらくなる私とはいえ、他人と直接会って話すことでなにかしらのバランスをとっていた所はあると思っていて*1、それが激減したらたぶん心身の調子が悪くなっていたんじゃないかという気がします。基底現実側で他人と会って話すことがほとんどなくなった分、VRで他人と会って話す機会を多くすることでバランスを保てていたと思います。VRCをはじめとした今のVRSNSを基礎づける技術はまだまだ発展途上であり、基底現実側での交流を完全に代替するものに至っているとは思いませんが、ほど良い感じの解像度の粗さが逆に良いんじゃないかと思うこともあり、その辺はまた機会があれば書きます*2。

そんなわけで、3月以降、久しぶりに毎日のようにVRCにログインする生活が続きました。通勤時間がなくなり、完全フレックス制*3なので会議でもなければ起きて机に向かった時が勤務開始であるため、生活全体が夜型にシフトし、VRCへは0時過ぎにログインして4時前にEXITする日々でした。3月にその生活が始まった頃は、たまたま仕事があまりなかったこともあり「人生の夏休みが突然来た! どうせ4月には平常に戻ってしまうんだから今のうちに遊び倒すぞ!」くらいの気持ちでやってました。気が付けば年末までかつての平常に戻ることはなかったし、年始も当面の間はますます引きこもるしかなさそうです。

 

ますます美味い酒を大量に飲むようになった

VRCオンライン試飲会をきっかけに色々なお酒を家で試す楽しさに目覚めてしまい、大量のお酒をストックし、毎晩飲み相手に不自由しないという状況が続いたため、秋口頃まではかなり飲み過ぎでした。私はかかりつけ医のもとで四半期に一回は色々な検査をしているので秋に定量的なデータとして「これはまずい」ということを突き付けられ、飲みはするけど節度は守るという形にして冬には問題ない数字に戻すことができました。そしてこれを書いている年末年始、またたくさん飲んでしまっています。年末年始くらいはいいでしょというのはあるんですが、それが常態化しないようにしたいですね。

 

「限界!スクワット部」への参加が習慣になり筋肉の鍛え方を少しは知った

5月、VRCのフレンドのしげき(shigeki1439)さんが主宰している「限界!スクワット部」にお試しで参加した後、それは私の週3回の習慣になりました。それまで個人的に筋トレはやっていましたが、アスリートとしての経験を持つしげきさんが気を付けるべきポイントを言ってくれるので筋トレの効果を高めることができました。また、みんなで一緒にやることで、一人でやっていたら「この辺でやめとこうか」と思うラインを超えていけるのがいいですね。私は2020年後半は仕事が猛烈な勢いで忙しくなっていったのですが、毎日26時くらいまで仕事をしている時でもスクワット部の時間になったら「夜休み」として一旦仕事を中断してVRCに入ってスクワットをするという形で続けられたのはVRの良さですね*4。

 

OJI-CHANNELが始まり自分の品性のなさを世界に発信することになった

主にVRC1989年以前爆誕会定例飲み会の後に毬栗たるとさん、くにやさん(最近は棗ちゃんらしいです)とYoutubeの雑談配信をやるようになりました。私はこうやって文章を書くようにして一人で滔々と語りかけるタイプの配信ならできる気はするものの、雑談は苦手なので大丈夫だろうかと思いましたが、だいたいたるとさんとくにやさんが語りまくってくれるので今のところなんとかなっています。下品な時だけ私は饒舌になってしまうので見てくれている人が私のことを下品な人だと思わないか心配になりますが、実際下品なので仕方ないですね。今後も変わらずやっていく所存です。

www.youtube.com

Publicへの出没率が高くなった

VRCで過ごす時間が長くなったため、VRC内可処分時間に余裕ができ、しばらく遠ざかっていたPublicワールド通いを再開しました。だいたいポピー横丁で飲んでるんですけど。そこで新しくできたフレンドもいて、交流範囲がちょっと広がったと思います。爆誕会はforce的なものではないと思っているものの、月に2回決まって顔を合わせて飲み会をする相手がいれば自然とJoinしたりされたりする回数は多くなってきて「このインスタンス、爆誕会定例飲み会に来る人ばかりじゃん」となりがちでそれはそれで気持ちよく過ごせる空間だったんですが、新しい風に触れる機会も時々持ちたいと思っています。それで人間的成長を図ろうなどという高尚なことは考えていなくて、単なる好奇心由来です。

 

リア-アリスさん、本当にありがとうございます

私は有坂みとさんの作るアバターが好きです。受付嬢さん、メープルちゃんと使ってきて、当然リア-アリスも、となるべきところ、「確かにかわいいが、自分のキャラには合ってないな」と思ってしばらく静観していました。ですがセールに乗じてせっかくだからとリア-アリスを購入し、色と表情周りをパパっと改変してから使ってみてすぐに悟りました。リア-アリスは人生の質を向上させる、と……。VirtualLens購入との相乗効果でリア-アリス姿で自撮りをしていると、あのカシャ、カシャという音はQOLが上がっていく音であると気づきました*5。リア-アリスさん、本当にありがとうございます。

booth.pm

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リア-アリスは人生の質を向上させる

 

Unity株をきっかけに米国株投資を始めた

9月、Unityが上場し、その株を買ったというVRCユーザのツイートが幾つも流れてきました。私はこれまでも長年、投資信託やETFを通じて世界の株式への投資は行っていましたが、米国市場で直接個別株を買い付けるということは行っていませんでした。なんとなく面倒くさそうですしね。ですが、いつもお世話になっているUnityです。是非とも買いたいと思って楽天証券*6に口座を開設しUnity株を買ったのが10/5のこと。100万円入金してまずは50万円分買って値下がりしたところで残り50万円分を買おうと思っていたら購入価格から下がることは二度となかったため(2020/12/31現在)、残り50万円で他の株を買って、そこから戦線拡大して今ではUnity株は米国株口座の一部に過ぎない存在になりました。これもVRCがつないでくれた縁だと思います。なお、Unityの株価は右肩上がりが続いていますが、くれぐれも、投資は余裕資金で行いましょう。私はVRCを始めて以来、ゲームに大金をつぎ込む機会がなくなったため(VRCは機材を合わせても3年で100万いかない)、その分を米国株口座に投下しました。

 

他にも色々あるけどそろそろお腹が空いてきたので締めます

そんなわけで色々ありましたが、暗くなりがちなこのご時世にあってとても楽しく生活できたのはVRCとそこで出会った人々の寄与するところが大きいと考えています。1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

 

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*1:その分析をしていると12/31中に書き終わらないので曖昧なまま進めます。以下、同じ。

*2:もうどこかで書いた気もする。

*3:元々そうだったが出社して同僚の顔を見ながら仕事していると気を遣って結局10時くらいにはいつも出社していたように思うが、その遠慮がなくなった。

*4:とはいえ1分1秒を争うレベルで忙しかった時期は何回か欠席してしまいました。

*5:仕事で何かやらかした日なんかは本当に自撮りしているだけで救われる。

*6:注文機能の充実という面からマネックス証券が良かったんですが、免許証なくてもすぐに口座を作らせてくれるのが楽天証券でした。

Valve Indexのケーブルを交換しました

はじめに

今年(2020年)1月から使っているHMD、Valve Indexのケーブルが断線しつつある疑いがあったためケーブルを購入して交換しました。私はたぶんVRCのフレンドたちの中でも有数の手先の不器用さを誇り、この手の作業が苦手なので、私以外の人は別に困らないかもしれないんですが、もし私と同じような人が今後いたら参考になるかと思いメモを残しておきます。

断線を疑い、ケーブル交換を決意した経緯

HMD使用中に唐突に画面だけ真っ暗になったり、音だけ聞こえなくなったり、あるいはその両方になる、ということが、8月頃から目立つようになり、9月にはオンライン日本酒試飲会のスタッフをしている最中に2回、VRC1989年以前爆誕会定例飲み会を開催中にも少なくとも1回、発生して、どれもすぐに復旧したのですが、このままではいずれVRモードでVRCイベントの主催・スタッフをすることは難しくなりそうだと危惧しました。断線を疑ったのはケーブルを揺すってあげると直るからです。自宅のテレビの調子が悪くなると叩いて直した子供の頃を思い出します。あと、HMDを被ったまま踊ったり、筋トレしたり、ヨガしたりしているので、ケーブルに深刻なダメージを与えている自覚もありました。

9月末にはいよいよケーブルを多少揺すったくらいでは復旧しない事例も出てきて、Valve Indexをもう1台買ってしまうか、ケーブルだけ新調するか(できるのか?)、と考えながらググっていたら後述するひえんさんの記事を見つけたので、ケーブルを新調して対応することに決めました。

ケーブル交換の手順

一連の流れはひえんさんの記事でわかります。これがなかったらケーブルを外せないか、無理に外そうとしてValve Indexを破壊していた可能性があるので、こうやって残してくれて本当に感謝です。

note.com

個人的に困ったポイント

  • ケーブルを外す時に最後に取り外すパーツ
    これを破壊せずに取り外すのに苦労しました。「ちょっと押しつぶして噛み合わせを外す感じ。」というのはその通りなんですけど、かなり硬くて、壊してしまわないか心配になるくらいのパワーでなんとか外しました。
    たぶん私が不器用なせいで、力をかけずに外すやり方がわからなかったのだと思いますが……。

  • 上記パーツの取り付け
    どっちが上でどっちが下なのかわからなくなるし、付け方が甘いとパチン!といって弾力で飛んで行ってしまうし、取り外す時よりも苦労しました。最後はパワー(腕力)でなんとかしました。もう少し時間かかってたら付けるのを諦めたかもしれません。
    これもたぶん私が不器用なせいで普通の人がしない苦労をしている気がします。

  • HMDとケーブルの接合部でちゃんとケーブルが刺さらない
    新ケーブルの取り付けが終わった! さあ、Valve Index起動! というところで、「フェイスガスケットの裏にケーブルがちゃんと刺さってますか」的なエラー。いや、刺さってるよね。一応、抜き差しし、再起動、エラー。PCに刺さっているケーブルを抜き差しして、ケーブルの前半部と後半部の接合部を抜き差しして、再起動、エラー。ケーブルの前半部を旧ケーブル、後半部を新ケーブルにして、再起動、エラー。それを逆にして、再起動、エラー……。
    ここまできて、新ケーブルが不良品だと思い、旧ケーブルに戻して再起動。またしてもエラー……。相変わらず「フェイスガスケットの裏にケーブルがちゃんと刺さってますか」的なエラーメッセージ。元通り刺さってるじゃん!!!と思いながら、20回くらい抜き差ししていたらかすかにそれまでとは違う感触があり、PCの方を見たら、接続成功していました。最後の方はケーブルを最初に抜く時に端子を壊してしまったのではないかと泣きそうになりながらトライ&エラーしていましたw
    そのあと旧ケーブルを外して新ケーブルを接続しなおしたのですが、その時もまたHMDとの接合部にちゃんと刺すのに苦労しました。ちゃんと刺さる時もそうではない時もなんかヌルっと入るから違いがよくわからないんですよね……。
    これもたぶん私が不器用なせいで(以下略)

おわりに

そんななんやかんやがあって、10分くらいで終わると思っていたケーブル換装作業は1時間半くらいかかってしまいました。その後、昨夜4時間くらいVRCにログインしていましたが、特に問題はなく、よく見え、よく聞こえています。

今回買ったケーブルはこちら。 

VALVE Index VR ヘッドセットケーブル 5m

VALVE Index VR ヘッドセットケーブル 5m

  • メディア: エレクトロニクス
 

2020年1~3月に買ったお酒振り返り

はじめに

VRやVRChat(以下、VRC)関連の記事を書く場所として発足したこのブログでこのタイトルの記事ってどうなのと思われるかもしれませんが、VRCオンライン試飲会の運営の一員でもあり、最近はもっぱらVRC内でお酒を飲んでばかりいることもあり、自分の中ではお酒の話とVRCの話は隣接領域なので良いかな、と*1。

2020年も早いものでもう半分終わってしまいました。VRCオンライン試飲会の運営を始めたことによってお酒に対してチャレンジ精神が高まって色々なお酒を飲むようになったと思います。どれも美味しいお酒ばかりだけど、私に合う合わないはあるので、その観点から記録を残しておいて、今の記憶が薄れた時の自分のお酒選びに資するようにしたいと思います。最初は半年分全部一気に書こうと思いましたが、意外と長くなったので1~3月と4~6月で二分割します。

全部捕捉するのは大変なのでTwitterでNakayoshikawa_vが発している「酒」を含むツイートを検索して、ツイートごとにコメントしていきます。ツイートがなくても思い出したお酒があればそれも書いていきます。基本、自分向けの記録として書いていくのですごく雑*2ですがご容赦を。蔵元のWebサイトへのリンクを貼っておくので詳しい味とかはそちらで見てくださいね。

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アイキャッチ用にオンライン日本酒試飲会2の時の自撮りを置いとく。

2020年1月

2020年1月12日

磯自慢 純米大吟醸 雄町43(静岡・磯自慢酒造)

第1回オンライン日本酒試飲会で私が選定した日本酒です。選者の地元縛りというレギュレーションでは私の場合は静岡か東京が適切と考え、静岡を代表する日本酒である磯自慢を選びました。私の一番好みな方向性と合うかというと、静岡の日本酒はだいたい違う方向性で、磯自慢もそうなんですが、刺身との相性はばっちりですね。

江戸開城(東京・東京港醸造)

この時は第2回オンライン日本酒試飲会へ向けて静岡と東京の日本酒を中心にそれぞれ飲んでいました。これは名前の通り東京の日本酒です。味は私の好みではなかったかな。

写楽 純米吟醸(福島・宮泉銘醸)

時々居酒屋で飲むことがあり、どんな味だっけと思って購入。私的には可もなく不可もなくでした。

2020年2月

2020年2月10日

磯自慢 純米大吟醸42(静岡・磯自慢酒造)

価格的にオンライン日本酒試飲会のレギュレーション違反なんですが、美味しそうなものにはつい手が出てしまいます。刺身と一緒にいただきました。

初亀 純米吟醸 しぼりたて(静岡・初亀醸造)

オンライン日本酒試飲会の選定用に。可もなく不可もなくかな。

2020年2月26日

亜麻猫スパーク(秋田・新政酒造) 

「通常の清酒用麹に加えて、強い酸味を持つ焼酎用麹(白麹)をも用いて醸されているため、日本酒離れした酸味が楽しめる作品」(公式サイトより)のスピンオフとして「瓶内二次発酵を行った活性濁り生酒」(同)。前年に別のスパークリング日本酒でPC酒浸し事件を起こしているので、今度は慎重に風呂場で開栓しましたが、噴きこぼれることもなく、無事全量私の胃の中に収まりました。めちゃうまでした。

天鷲絨 2018 -Viridian-(秋田・新政酒造)

カラーズシリーズの緑担当。カラーズは火入れをしているシリーズで、ヴィリジアンは秋田の高級酒米「美郷錦」を用いた作品とのこと。「「無圧なかどり」は、上槽時の酒へのダメージが最小限に抑えられており、ヴィンテージとしての保管に最適である。」(公式サイトより)とあるように、この時飲んだのも2018年のヴィンテージ品ですね。最近、2017年のものも入手しました。美味しかったけどカラーズの中でどれを自分は一番好きかということがまだよくわからないので、今度複数種類手に入れた時に飲み比べてみたいです。

2020年3月

2020年3月4日

屋守 純米無調整生「荒責」 (東京・豊島屋酒造)

ヤモリのマークがついていますが読みは「おくのかみ」。2月の季節限定品。「あらばしり」じゃなくて「荒責」なのは、もろみを搾る際の最初(あらばしり)と最後(せめ)を両方瓶詰しているからです。第2回のオンライン日本酒試飲会で私の推薦銘柄は屋守 純米中取り 無調整生(青いラベル)でした。美味しかった銘柄の別の種類も気になるので見つけ次第とりあえず飲んでいました。感想としては屋守としてはオーソドックスな屋守 純米中取り 無調整生が一番好きという結論です。

2020年3月10日

瑠璃 2019 -Lapis Lazuli-(秋田・新政酒造)

カラーズシリーズの青担当。原料米は美山錦。「原料米の一部または全体に「扁平精米」という独特な精米方法を採用しており、米の性質をよく表しながらも軽快な酒質に仕上げている。」(公式サイトより)とのこと。美味しい。書いてて思い出しましたが、カラーズシリーズでは白担当のエクリュが一番好きだった気がする。

屋守 純米無調整生 おりがらみ(東京・豊島屋酒造)

冬季限定。日本酒を搾った後にできる「おり」を沈殿させたままにせず混ぜ込んだものなので「おり」「絡み」です。ほどよく濁っていて美味しいです。

2020年3月13日

田酒 純米大吟醸(青森・西田酒造店)

なんで田酒という名前なのか。「田の酒と書いて「でんしゅ」と読みます。「田」はもちろん、酒の元となる米が獲れる田んぼを意味し、名前の通り、日本の田以外の生産物である醸造用アルコール、醸造用糖類は一切使用していないことを力強く主張した、米の旨みが生きる旨口の純米酒です。」(公式サイトより)とのこと。なるほどティターンズみたいな命名なんですね(例えが悪い)。美味しく飲んだけど、私の好みへの合致度としては普通という感じでした。

No.6 X-type 2019(秋田・新政酒造)

新政といえばNo.6が定番で、私が一番好きな日本酒のうちのひとつです。なぜNo.6かというと「6号酵母の魅力をダイレクトに表現することを目的に醸造されるライン」(公式サイトより)だから。6号酵母は昭和5年(1930年)に新政のもろみから採取された酵母で低温耐性という特性をもちます。これにより寒冷地でも安定して日本酒の醸造ができるようになりました。詳しくは新政酒造のHistoryをご覧ください。

2020年3月19日

獺祭 無濾過純米大吟醸生 磨き三割九分 槽場汲み(山口・旭酒造)

瓶がかっこいいので買いました。本でも酒でも一番大事なのは中身なのは間違いないけど、装丁も大事だと思っています。槽場汲みは毎年3月と10月に発売される限定品で、「山口県の酒販店達が中心となり、「搾りたての新酒を、槽場で汲んで帰って店で売る」という企画のお酒」(佐野屋 - JIZAKE.com -より)とのこと。味は普通の三割九分の方が私は好きでした。

陸奥八仙 華想い50 純米大吟醸(生)(青森・八戸酒造)

「華想い」って「気持ちを込めて作りました」をポエムっぽく言ってるのかなと思ってましたが、麹米の名前だったんですね。味は私には可もなく不可もなくだった印象。

2020年3月21日

豊醇無盡たかちよ 扁平精米おりがらみ壱火入(新潟・高千代酒造)

第2回オンライン日本酒試飲会の指定銘柄のひとつ。この頃はおつまみをナッツにしがちで、それとよく合うお酒で良かったです。

二兎 純米 萬歳七十(愛知・丸石醸造)

「味」と「香」、「酸」と「旨」、「重」と「軽」、「甘」と「辛」のバランスを追求し、「二兎追うものしか二兎を得ず」というコンセプトで命名された日本酒です。美味しくありつつも、単体で飲むと個人的には少し物足りなさを感じるけども、おつまみと合わせると良い感じですね。

出雲富士純米吟醸 超辛口 青(島根・富士酒造)

普段は辛口と書いてあったら、しかもそれに超がついたら、まず買わないのですが、オンライン日本酒試飲会の指定銘柄なのでせっかくだから買ってみました。他の指定銘柄が甘口よりだったのもあり、1つこういうお酒があるのもメリハリがついて良かったです。最近複数の日本酒を複数の入れ物に一度に用意して、飲み比べながら食事をする機会が多くなってきたのですが、そういう飲み方をしていると単体では苦手な辛口でもオーケストラの一員のように食事の中で役割を発揮して、食卓を良いものにしてくれると感じています。

2020年3月27日

土田 イニシャル K(群馬・土田酒造)

イニシャルシリーズは土田酒造がチャレンジする時に命名している日本酒だそうです。そのチャレンジとはイニシャルKにおいては「1.日本酒を使って、日本酒を仕込む 2.精米歩合90%」(公式ブログより)です。しかも、原料米は酒米ではなく、群馬県産の飯米。面白いですね。買った時はそこまでは知らずに瓶のかっこよさと仕込みに日本酒を使っていることと日本酒度が-25.0であることが決め手でした。同時に買った似たような日本酒度のお酒と飲み比べた時、どちらも美味しいながら、対戦相手が良過ぎて2本目を試す機会を失ってしまったのですが、公式ブログに書かれているように麻婆豆腐やチョコレートと一緒に飲んでみたらまた違った結果になっていたかもしれません。特にチョコレートと日本酒を合わせるのが私は好きなんです。最近カロリーを気にしているので、カロリーとカロリーの重ね掛けになるそういう組み合わせはあまり試していないのですが……。

飛良泉 飛囀 -鵠 (HAKUCHO) - type-A(秋田・飛良泉本舗)

飛良泉の飛囀シリーズと出会えたことが私の2020年上期日本酒関連で最大の幸せだったと思います。最初は名前と瓶がかっこよくて、日本酒度-24.0であることから試しに買ってみたのですが、その後何度も購入することになりました。「通常焼酎造りに用いる白麹 (クエン酸)、No.77 酵母(リンゴ酸)、山廃酛(乳酸) を組み合わせ、3つの「酸」で構成されたお酒」(公式サイトより)です。白麹に関しては新政酒造の亜麻猫を手本にして技術指導を受けています。2020年はtype A,B,Cを販売予定だそうで、酸度が少しずつ変わるようです。type Aは酸度5.7です。私好みの味でありつつ、比較的入手しやすいのが素晴らしいです。

おわりに

3月になってものすごい勢いで日本酒買うようになっていますね……。在宅勤務かつたまたま仕事の負荷が減るタイミングだったので、家飲みの時間を多く取れて、色んな日本酒を試すようになっています。そしてそれは今でも続いています。

次のオンライン日本酒試飲会は2020年8月29日(土)21:00からです。日本酒好きな方も初めての方も興味を持ったら指定銘柄をどれか買って参加いただけたら嬉しいです。

igaguri.wixsite.com

今回の私の指定銘柄はAmazonで酒蔵から直接購入できます。そのためにこの銘柄を選んだわけじゃないですが、このリンクから買うとちょっとだけ私にお小遣いが入ります*3。 

 

*1:たぶんそのうちこういう言い訳も無しに一見VRやVRCと関係ない話をどんどん書いていく気がする。VRやVRCの話しか読みたくない人はごめんなさいね。

*2:自分の好みに合っているかどうか残せれば基本的には良い。

*3:それが嫌な人は別途検索して入手していただければと!