グリーンおじさん雑記帳

VRChatでの日々やVRまわりのことに関するメモなど。

VR技術者認定試験(セオリーコース)を受けて合格した話

大宮さんに便乗していまさら書きます。

7月13日にVR技術者認定試験を受けて、無事合格しました。試験内容に関しては大宮さんほか、色々な人が有益な情報を書いているのでわざわざ書きませんが、指定教科書を通読して過去問を何年分かやっておけば難なく受かるものでした。

バーチャルリアリティ学

バーチャルリアリティ学

  • 発売日: 2010/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

受験の理由

VR自体面白そうだなとは何年も前から思っていたんですが、VRChatをきっかけに、VR関連への好奇心が高まったのと、自分の勤務先がxR関係もやっていることもあり(私自身は全然関係ないことをやっていますが)、社内での話のネタにもなりそうというのとで、軽い気持ちで受験を決めました。

受験を通じて得られたものなど

  • VRに関する体系的な知識・共通言語
    これは他の資格試験等にも言えることだと思っていますが、試験勉強をすることで結果的に何かに関する体系的な知識を身につけることができ、その何かに関する共通言語を身につけることができます。
    VRChatにおけるVR体験を通じて感じること、考えることがありますが、それらについてVRChat界隈や自分のフレンドだけに通じる言葉ではなく、長い時間をかけて専門家たちが議論をして定義してきた言葉を使い表現することで、「巨人の肩の上」に立ってより遠くを見通せるのではないかと考えています。
    と、偉そうに書いていますが、どんどん忘れていっているので、学んだことをこのブログで時々思い出したように使うようにしたいですね。

  • お手軽成功体験
    VR技術者認定試験はいまのところとても簡単なので、お手軽に成功体験をすることができ、近年ますます世知辛くなっていくおじさんにとっては、癒やしのひとつでした。簿記3級とかとは違って、ぱっと見、なんか難しそうなのも見目が良くていいですね。

  • 昔の興味関心の応用を学ぶことができた
    2010年代前半に哲学や神経科学のことを集中的に考える期間が個人的にあったんですが、その時学んだことの応用編として楽しく教科書を読みました。別々に学んでいたことが「つながる」感じ、好きです。

12月にアプリケーションコースの試験があるよ

私が7月に受けたのはセオリーコース(教科書の前半から出題される)で、12月にはアプリケーションコース(教科書の後半から出題される)の試験があります。なにかしら締切があった方が教科書をちゃんと読み切れると思うので、休日出勤予定がなければたぶん申し込みます。

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