グリーンおじさん雑記帳

VRChatでの日々やVRまわりのことに関するメモなど。

私はVRChatをどのように楽しんでいるか?

はじめに

VRChat全体の分析みたいなのをやる余力は私にはないので、私がどのように楽しんでいるかだけ書きます。私と似たような人がVRChatを楽しむきっかけになればと思っています。私に似てない人のことは他の人に任せた。

あと、VRChat以外で(別のゲームで、とか、現実世界で、とか)同じような楽しみを見出すこともできるでしょうけど、私はたまたまVRChatでやっています。

その1 VR世界の旅を楽しむ

私は人と話すのがあまり得意ではありません。他人への興味も薄い方です。VRChatという名前のゲームですが、ChatよりはVRの部分に惹かれて始めました。ではなぜ他にもVRのゲームがある中、VRChatを選んだのか? それは今になって思えばVRChatの動画や写真を見て、VR世界で人々が生きている感じがしたからではないかと考えています。リアリティのある異世界をそこに見た、と言ってもいいかもしれないです。スクリーンの向こうの人々と私がChatする機会を得たいとは特に思いませんでしたが、是非この異世界に行ってみたいと思いました。

私はVRChatを始めてからしばらくの間、様々なワールドのPublicインスタンス(誰でも入れる)を無言のまま一人旅していました。Publicですから色んな国の色んな人が好き放題やっています。そういう雑音が良いんですよね。それを背景にして、様々な異世界の写真を取り続けました。時には身振りでなんとなく通りがかりの人と意思疎通して、幾つかのワールドを渡り歩くということもありました。一応最後にフレンドになっておくけども、大抵それは一期一会で終わりました。そんな旅の日々がとても楽しかった!

最近は時間と体力に余裕がないのと、何ヶ月も旅を続ける中で少しずつコミュニティが形成されていったのとで、Publicインスタンス一人旅の頻度は減っているのですけど。

下に写真を貼っておきますが、上段はPublicインスタンス一人旅のもの。ただ、その頃の写真はネームタグ消してないものが多くて面倒なので結果としてVR生活感のない写真ばかりになってしまいましたw 下段はfriend+インスタンスインスタンスに居るメンバのフレンドは入れる)巡回時のものです。撮影時期は2018年7、8月。

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左から廃工場、西部戦線、水の中
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左から夜のバス停、SilentClub(ボイスチャット不可のクラブ)、花火大会

その2 VR世界を作って楽しむ

VRChatではユーザがワールドを作ってアップロードすることができます。自分の想像の中にある世界を作ってその中に入り浸れる! これは子供の頃からノートに色々な世界の妄想を書いていた私には魅力的でした。質も量も大したものを作っているわけではないですが、自分が落ち着ける世界を作ってその中で過ごせること、他人を自分の思い描いている世界に招待することができること、は素晴らしい経験でした。

その3 VR世界に居る時の自分の変化を楽しむ

1日3時間くらいのペースでVR世界を旅したり作ったりして何ヶ月か経つと社交性の低い私にも親しく交流する仲間ができていきました。なお、その多くは私より10歳以上は年下でした。始めるまではVRChatには同年代がたくさん居ると思っていましたが、自分の周囲や時々ツイッタで見かけるアンケートを見る限りは違う気がします。

VRの身体にはフルトラ化を経て慣れてきて、身体の動きと視覚と聴覚への刺激の一致度合い、それからその場面がどのような場面であるかという知識によっても強弱は左右されていると思いますが、アバターがわが身であるという感じが強くなっていきました。

生身でVR世界の物事や人と接しているように思い込めることによって、若い頃のように……というより若い頃は捻くれていたせいで素直に向き合えなかったものも含めて世界の彩りを感じられるようになったように思います。自分がそうやって変化していくのを面白いと思いました。そして自分が変わることによってVR世界の外の物事に対する感じ方も変わっていき、現実世界を歩き回るのが楽しくなったり、過去に読んだ本を再読して新しい感想が出てくるのが楽しくなったりもしています。

おわりに

今回書いた3つが全てというわけではないです。

美少女になれる! 美少女をなでなでできる!というのも私にとってはかなり重要な要素なんですが、最近優先度は低くなっているように思います。また、それ以外にもVRChatの楽しみは色々ありますが、それらは機会があれば稿を改めて述べたいと思います。