グリーンおじさん雑記帳

VRChatでの日々やVRまわりのことに関するメモなど。

2021年も雑に振り返ります

2021年に一度も更新してないのはまずい!そう思って書き始めました。

あと3時間45分しかなく、年内にはVRCにインしたいので昨年以上に雑に2021年を振り返っていきます。

 

1月:VRChatにぎやか大喜利宴会さんとコラボイベントを実施

1月はこれですね。VRC1989年以前爆誕会として、VRChatにぎやか大喜利宴会さんとコラボイベントを実施いたしました。私が普段VRC内でやっているイベントとはかなり毛色が違うのでお声がけいただいた時は少し戸惑いましたが楽しくやれたと思います。

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コラボイベントでの集合写真

2月:酒を飲んでた

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とりあえず2月のリア-アリスさん貼っておきますね。

3月:みはねさんとサシ飲み

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色々と美少女らしくない会話をした気がします。

そのうち飲みましょう~と言ってた「そのうち」が突然到来した例。最近大変そうですがひっそりと見守っています。

4月:VRC1989年以前爆誕会第50回定例飲み会

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爆誕会第50回定例回にて。エヴァ最終回みたいな展開に。

エヴァの最終回みたいに海の上でみんなにおめでとうを言っていただきました。「シン・爆誕会」と言えるようにワールドリニューアルしたりインスタンス分けも考えたりしたいですがリソースが足らず今も伝統の会場で続けさせていただいております。

爆誕会は私という個人に依存しない会にしたいので、私はインスタンスを開くだけの代替可能な人でありたく、参加者の方々は私のことは気にせずに交流してくれたら良いと思っていますが、50回に1回くらいはこうやって輪の中心にいても許されるでしょう。

5月:酒を飲んでた

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とりあえず5月の幽狐さんをご覧ください。

6月:めっちゃ緑のリア-アリスさんがいた

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目に優しいリア-アリスさんたち。

自分の主催イベントと被るので多くは行けてないですが、有坂みとアバター交流会には時々行ってリア-アリスさんを眺めていました。

7月:大宮さん、くにやさん、たるとさんとの飲み会

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会場は私の自宅ワールドにて

4月に1回やって、そっからまた定例的にやりたいねということで第2回でした。サシ飲みも似たような趣旨ですけど、周りに不特定多数の人たちが居ると色々気を遣って回りくどい言い方しかできず伝わらないこともあると思うんで、見解の相違を丁寧にぶつけ合わせることも含めてできる場があると良いと考えています。そうやって関係性を保守していくことで長く続く関係は築けるんじゃないかなあと。

8月:酒を飲んでた

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とりあえず8月の幽狐さんを貼っておきますね。

9月:オンライン日本酒試飲会2021秋

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集合写真の時間まではペース配分守って飲んでます。

酸味大好きマンとして酸味推しでいきました。

10月:夏

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当時は手元に持ってるものが写らないように写真を選んだけど、そろそろ、いいでしょう。

ちょうどいまサマーフレア作戦概略 を読んでるところです。

ギミックの中にはVR酔いしやすい私にはかなりきついものもあったんですが、ゆっくりストーリーを考えながら進めていくのは楽しかったです。そのうちちゃんと感想書かないとですね。

11月:JKメープルさんシーズン到来(私の中で)

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いま一番私の中でカチッとハマってる装い

ミニスカJKメープルさんがなんかしっくりくるので今に至るまで2ヶ月ほどメインアバターになってますね。リア-アリスさんの制服姿も良かったけどメープルさんの素朴な感じも良いですね。他のアバターを使ってる時とは異なり、おじさん感出し過ぎないようにしようという抑止力がある。

12月:オンライン日本酒試飲会2021冬

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例によって集合写真の時間まではペース配分守って飲んでました

色々とイベントが重なったこともありアットホームな人数になりましたが酒飲み話をたくさんできて良かったです。イベント時間後も最後の方まで残ってましたが、最後の方は正直あまり記憶がないです。写真は残ってるんですが……。

まとめ

昨年までに築いてきたものの上でやっていた1年という感じで、新しいことはあまりやってないですね。新しいことをやらなくてはならないわけじゃないけど。VRCも含めた色んな物事に対して優先順位を付けてリソースを投入していく中で、2021年はVRCに割けるリソースが少なくなっていったから、無理せずやってきたまでのことです。2022年もかなり仕事にリソースを取られると思いますが、少なくとも週末はVRCに居ると思います。

仕事以外のことでこうやって日常を友人と言える人たちと過ごせてきたってのはすごいことだと思ってます。VRCやる前の私には想像がつかなかったでしょう。それだけで価値があり、その価値の前には新しいことを今年なにかできたかなどということは大した問題ではないのです。個人の感想ですけど、ね。

 

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2020年を雑に振り返ります

2020年の振り返りをやっていきます。

12/31中に書くというスピード感の方を優先して適当に書き散らしていきます。

 

1年の四分の三を引きこもって過ごし、VRCで過ごす時間は長くなった

ここまで年間を通して引きこもり続けたのは物心ついて以来初めてだったのではないでしょうか。例のウイルスの影響ですね。私の職場では3月には在宅中心へのシフトが始まり、幸い私の担当している仕事は在宅でやれることがほとんどであったため、3月から12月までの間、最も多い時でも週に2日しか外出していなかったと思います。

私はもともと引きこもり適性が高い人間だと自負していますが、それに加えて今はVRCで人と会って話すことが日常化しているため、引きこもり生活を続ける中でも広大な世界を旅して、多くの人たちと交流することを続けることができました。

いくら引きこもり適性が高く、他人と話すだけで基本的にはつらくなる私とはいえ、他人と直接会って話すことでなにかしらのバランスをとっていた所はあると思っていて*1、それが激減したらたぶん心身の調子が悪くなっていたんじゃないかという気がします。基底現実側で他人と会って話すことがほとんどなくなった分、VRで他人と会って話す機会を多くすることでバランスを保てていたと思います。VRCをはじめとした今のVRSNSを基礎づける技術はまだまだ発展途上であり、基底現実側での交流を完全に代替するものに至っているとは思いませんが、ほど良い感じの解像度の粗さが逆に良いんじゃないかと思うこともあり、その辺はまた機会があれば書きます*2

そんなわけで、3月以降、久しぶりに毎日のようにVRCにログインする生活が続きました。通勤時間がなくなり、完全フレックス制*3なので会議でもなければ起きて机に向かった時が勤務開始であるため、生活全体が夜型にシフトし、VRCへは0時過ぎにログインして4時前にEXITする日々でした。3月にその生活が始まった頃は、たまたま仕事があまりなかったこともあり「人生の夏休みが突然来た! どうせ4月には平常に戻ってしまうんだから今のうちに遊び倒すぞ!」くらいの気持ちでやってました。気が付けば年末までかつての平常に戻ることはなかったし、年始も当面の間はますます引きこもるしかなさそうです。

 

ますます美味い酒を大量に飲むようになった

VRCオンライン試飲会をきっかけに色々なお酒を家で試す楽しさに目覚めてしまい、大量のお酒をストックし、毎晩飲み相手に不自由しないという状況が続いたため、秋口頃まではかなり飲み過ぎでした。私はかかりつけ医のもとで四半期に一回は色々な検査をしているので秋に定量的なデータとして「これはまずい」ということを突き付けられ、飲みはするけど節度は守るという形にして冬には問題ない数字に戻すことができました。そしてこれを書いている年末年始、またたくさん飲んでしまっています。年末年始くらいはいいでしょというのはあるんですが、それが常態化しないようにしたいですね。

 

「限界!スクワット部」への参加が習慣になり筋肉の鍛え方を少しは知った

5月、VRCのフレンドのしげき(shigeki1439)さんが主宰している「限界!スクワット部」にお試しで参加した後、それは私の週3回の習慣になりました。それまで個人的に筋トレはやっていましたが、アスリートとしての経験を持つしげきさんが気を付けるべきポイントを言ってくれるので筋トレの効果を高めることができました。また、みんなで一緒にやることで、一人でやっていたら「この辺でやめとこうか」と思うラインを超えていけるのがいいですね。私は2020年後半は仕事が猛烈な勢いで忙しくなっていったのですが、毎日26時くらいまで仕事をしている時でもスクワット部の時間になったら「夜休み」として一旦仕事を中断してVRCに入ってスクワットをするという形で続けられたのはVRの良さですね*4

 

OJI-CHANNELが始まり自分の品性のなさを世界に発信することになった

主にVRC1989年以前爆誕会定例飲み会の後に毬栗たるとさん、くにやさん(最近は棗ちゃんらしいです)とYoutubeの雑談配信をやるようになりました。私はこうやって文章を書くようにして一人で滔々と語りかけるタイプの配信ならできる気はするものの、雑談は苦手なので大丈夫だろうかと思いましたが、だいたいたるとさんとくにやさんが語りまくってくれるので今のところなんとかなっています。下品な時だけ私は饒舌になってしまうので見てくれている人が私のことを下品な人だと思わないか心配になりますが、実際下品なので仕方ないですね。今後も変わらずやっていく所存です。

www.youtube.com

Publicへの出没率が高くなった

VRCで過ごす時間が長くなったため、VRC内可処分時間に余裕ができ、しばらく遠ざかっていたPublicワールド通いを再開しました。だいたいポピー横丁で飲んでるんですけど。そこで新しくできたフレンドもいて、交流範囲がちょっと広がったと思います。爆誕会はforce的なものではないと思っているものの、月に2回決まって顔を合わせて飲み会をする相手がいれば自然とJoinしたりされたりする回数は多くなってきて「このインスタンス爆誕会定例飲み会に来る人ばかりじゃん」となりがちでそれはそれで気持ちよく過ごせる空間だったんですが、新しい風に触れる機会も時々持ちたいと思っています。それで人間的成長を図ろうなどという高尚なことは考えていなくて、単なる好奇心由来です。

 

リア-アリスさん、本当にありがとうございます

私は有坂みとさんの作るアバターが好きです。受付嬢さん、メープルちゃんと使ってきて、当然リア-アリスも、となるべきところ、「確かにかわいいが、自分のキャラには合ってないな」と思ってしばらく静観していました。ですがセールに乗じてせっかくだからとリア-アリスを購入し、色と表情周りをパパっと改変してから使ってみてすぐに悟りました。リア-アリスは人生の質を向上させる、と……。VirtualLens購入との相乗効果でリア-アリス姿で自撮りをしていると、あのカシャ、カシャという音はQOLが上がっていく音であると気づきました*5。リア-アリスさん、本当にありがとうございます。

booth.pm

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リア-アリスは人生の質を向上させる

 

Unity株をきっかけに米国株投資を始めた

9月、Unityが上場し、その株を買ったというVRCユーザのツイートが幾つも流れてきました。私はこれまでも長年、投資信託ETFを通じて世界の株式への投資は行っていましたが、米国市場で直接個別株を買い付けるということは行っていませんでした。なんとなく面倒くさそうですしね。ですが、いつもお世話になっているUnityです。是非とも買いたいと思って楽天証券*6に口座を開設しUnity株を買ったのが10/5のこと。100万円入金してまずは50万円分買って値下がりしたところで残り50万円分を買おうと思っていたら購入価格から下がることは二度となかったため(2020/12/31現在)、残り50万円で他の株を買って、そこから戦線拡大して今ではUnity株は米国株口座の一部に過ぎない存在になりました。これもVRCがつないでくれた縁だと思います。なお、Unityの株価は右肩上がりが続いていますが、くれぐれも、投資は余裕資金で行いましょう。私はVRCを始めて以来、ゲームに大金をつぎ込む機会がなくなったため(VRCは機材を合わせても3年で100万いかない)、その分を米国株口座に投下しました。

 

他にも色々あるけどそろそろお腹が空いてきたので締めます

そんなわけで色々ありましたが、暗くなりがちなこのご時世にあってとても楽しく生活できたのはVRCとそこで出会った人々の寄与するところが大きいと考えています。1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

 

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*1:その分析をしていると12/31中に書き終わらないので曖昧なまま進めます。以下、同じ。

*2:もうどこかで書いた気もする。

*3:元々そうだったが出社して同僚の顔を見ながら仕事していると気を遣って結局10時くらいにはいつも出社していたように思うが、その遠慮がなくなった。

*4:とはいえ1分1秒を争うレベルで忙しかった時期は何回か欠席してしまいました。

*5:仕事で何かやらかした日なんかは本当に自撮りしているだけで救われる。

*6:注文機能の充実という面からマネックス証券が良かったんですが、免許証なくてもすぐに口座を作らせてくれるのが楽天証券でした。

Valve Indexのケーブルを交換しました

はじめに

今年(2020年)1月から使っているHMD、Valve Indexのケーブルが断線しつつある疑いがあったためケーブルを購入して交換しました。私はたぶんVRCのフレンドたちの中でも有数の手先の不器用さを誇り、この手の作業が苦手なので、私以外の人は別に困らないかもしれないんですが、もし私と同じような人が今後いたら参考になるかと思いメモを残しておきます。

断線を疑い、ケーブル交換を決意した経緯

HMD使用中に唐突に画面だけ真っ暗になったり、音だけ聞こえなくなったり、あるいはその両方になる、ということが、8月頃から目立つようになり、9月にはオンライン日本酒試飲会のスタッフをしている最中に2回、VRC1989年以前爆誕会定例飲み会を開催中にも少なくとも1回、発生して、どれもすぐに復旧したのですが、このままではいずれVRモードでVRCイベントの主催・スタッフをすることは難しくなりそうだと危惧しました。断線を疑ったのはケーブルを揺すってあげると直るからです。自宅のテレビの調子が悪くなると叩いて直した子供の頃を思い出します。あと、HMDを被ったまま踊ったり、筋トレしたり、ヨガしたりしているので、ケーブルに深刻なダメージを与えている自覚もありました。

9月末にはいよいよケーブルを多少揺すったくらいでは復旧しない事例も出てきて、Valve Indexをもう1台買ってしまうか、ケーブルだけ新調するか(できるのか?)、と考えながらググっていたら後述するひえんさんの記事を見つけたので、ケーブルを新調して対応することに決めました。

ケーブル交換の手順

一連の流れはひえんさんの記事でわかります。これがなかったらケーブルを外せないか、無理に外そうとしてValve Indexを破壊していた可能性があるので、こうやって残してくれて本当に感謝です。

note.com

個人的に困ったポイント

  • ケーブルを外す時に最後に取り外すパーツ
    これを破壊せずに取り外すのに苦労しました。「ちょっと押しつぶして噛み合わせを外す感じ。」というのはその通りなんですけど、かなり硬くて、壊してしまわないか心配になるくらいのパワーでなんとか外しました。
    たぶん私が不器用なせいで、力をかけずに外すやり方がわからなかったのだと思いますが……。

  • 上記パーツの取り付け
    どっちが上でどっちが下なのかわからなくなるし、付け方が甘いとパチン!といって弾力で飛んで行ってしまうし、取り外す時よりも苦労しました。最後はパワー(腕力)でなんとかしました。もう少し時間かかってたら付けるのを諦めたかもしれません。
    これもたぶん私が不器用なせいで普通の人がしない苦労をしている気がします。

  • HMDとケーブルの接合部でちゃんとケーブルが刺さらない
    新ケーブルの取り付けが終わった! さあ、Valve Index起動! というところで、「フェイスガスケットの裏にケーブルがちゃんと刺さってますか」的なエラー。いや、刺さってるよね。一応、抜き差しし、再起動、エラー。PCに刺さっているケーブルを抜き差しして、ケーブルの前半部と後半部の接合部を抜き差しして、再起動、エラー。ケーブルの前半部を旧ケーブル、後半部を新ケーブルにして、再起動、エラー。それを逆にして、再起動、エラー……。
    ここまできて、新ケーブルが不良品だと思い、旧ケーブルに戻して再起動。またしてもエラー……。相変わらず「フェイスガスケットの裏にケーブルがちゃんと刺さってますか」的なエラーメッセージ。元通り刺さってるじゃん!!!と思いながら、20回くらい抜き差ししていたらかすかにそれまでとは違う感触があり、PCの方を見たら、接続成功していました。最後の方はケーブルを最初に抜く時に端子を壊してしまったのではないかと泣きそうになりながらトライ&エラーしていましたw
    そのあと旧ケーブルを外して新ケーブルを接続しなおしたのですが、その時もまたHMDとの接合部にちゃんと刺すのに苦労しました。ちゃんと刺さる時もそうではない時もなんかヌルっと入るから違いがよくわからないんですよね……。
    これもたぶん私が不器用なせいで(以下略)

おわりに

そんななんやかんやがあって、10分くらいで終わると思っていたケーブル換装作業は1時間半くらいかかってしまいました。その後、昨夜4時間くらいVRCにログインしていましたが、特に問題はなく、よく見え、よく聞こえています。

今回買ったケーブルはこちら。 

VALVE Index VR ヘッドセットケーブル 5m

VALVE Index VR ヘッドセットケーブル 5m

  • メディア: エレクトロニクス
 

2020年1~3月に買ったお酒振り返り

はじめに

VRやVRChat(以下、VRC)関連の記事を書く場所として発足したこのブログでこのタイトルの記事ってどうなのと思われるかもしれませんが、VRCオンライン試飲会の運営の一員でもあり、最近はもっぱらVRC内でお酒を飲んでばかりいることもあり、自分の中ではお酒の話とVRCの話は隣接領域なので良いかな、と*1

2020年も早いものでもう半分終わってしまいました。VRCオンライン試飲会の運営を始めたことによってお酒に対してチャレンジ精神が高まって色々なお酒を飲むようになったと思います。どれも美味しいお酒ばかりだけど、私に合う合わないはあるので、その観点から記録を残しておいて、今の記憶が薄れた時の自分のお酒選びに資するようにしたいと思います。最初は半年分全部一気に書こうと思いましたが、意外と長くなったので1~3月と4~6月で二分割します。

全部捕捉するのは大変なのでTwitterでNakayoshikawa_vが発している「酒」を含むツイートを検索して、ツイートごとにコメントしていきます。ツイートがなくても思い出したお酒があればそれも書いていきます。基本、自分向けの記録として書いていくのですごく雑*2ですがご容赦を。蔵元のWebサイトへのリンクを貼っておくので詳しい味とかはそちらで見てくださいね。

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アイキャッチ用にオンライン日本酒試飲会2の時の自撮りを置いとく。

2020年1月

2020年1月12日

磯自慢 純米大吟醸 雄町43(静岡・磯自慢酒造

第1回オンライン日本酒試飲会で私が選定した日本酒です。選者の地元縛りというレギュレーションでは私の場合は静岡か東京が適切と考え、静岡を代表する日本酒である磯自慢を選びました。私の一番好みな方向性と合うかというと、静岡の日本酒はだいたい違う方向性で、磯自慢もそうなんですが、刺身との相性はばっちりですね。

江戸開城(東京・東京港醸造

この時は第2回オンライン日本酒試飲会へ向けて静岡と東京の日本酒を中心にそれぞれ飲んでいました。これは名前の通り東京の日本酒です。味は私の好みではなかったかな。

写楽 純米吟醸(福島・宮泉銘醸

時々居酒屋で飲むことがあり、どんな味だっけと思って購入。私的には可もなく不可もなくでした。

2020年2月

2020年2月10日

磯自慢 純米大吟醸42(静岡・磯自慢酒造

価格的にオンライン日本酒試飲会のレギュレーション違反なんですが、美味しそうなものにはつい手が出てしまいます。刺身と一緒にいただきました。

初亀 純米吟醸 しぼりたて(静岡・初亀醸造

オンライン日本酒試飲会の選定用に。可もなく不可もなくかな。

2020年2月26日

亜麻猫スパーク(秋田・新政酒造) 

「通常の清酒用麹に加えて、強い酸味を持つ焼酎用麹(白麹)をも用いて醸されているため、日本酒離れした酸味が楽しめる作品」(公式サイトより)のスピンオフとして「瓶内二次発酵を行った活性濁り生酒」(同)。前年に別のスパークリング日本酒でPC酒浸し事件を起こしているので、今度は慎重に風呂場で開栓しましたが、噴きこぼれることもなく、無事全量私の胃の中に収まりました。めちゃうまでした。

天鷲絨 2018 -Viridian-(秋田・新政酒造

カラーズシリーズの緑担当。カラーズは火入れをしているシリーズで、ヴィリジアンは秋田の高級酒米「美郷錦」を用いた作品とのこと。「「無圧なかどり」は、上槽時の酒へのダメージが最小限に抑えられており、ヴィンテージとしての保管に最適である。」(公式サイトより)とあるように、この時飲んだのも2018年のヴィンテージ品ですね。最近、2017年のものも入手しました。美味しかったけどカラーズの中でどれを自分は一番好きかということがまだよくわからないので、今度複数種類手に入れた時に飲み比べてみたいです。

2020年3月

2020年3月4日

屋守 純米無調整生「荒責」 (東京・豊島屋酒造

ヤモリのマークがついていますが読みは「おくのかみ」。2月の季節限定品。「あらばしり」じゃなくて「荒責」なのは、もろみを搾る際の最初(あらばしり)と最後(せめ)を両方瓶詰しているからです。第2回のオンライン日本酒試飲会で私の推薦銘柄は屋守 純米中取り 無調整生(青いラベル)でした。美味しかった銘柄の別の種類も気になるので見つけ次第とりあえず飲んでいました。感想としては屋守としてはオーソドックスな屋守 純米中取り 無調整生が一番好きという結論です。

2020年3月10日

瑠璃 2019 -Lapis Lazuli-(秋田・新政酒造

カラーズシリーズの青担当。原料米は美山錦。「原料米の一部または全体に「扁平精米」という独特な精米方法を採用しており、米の性質をよく表しながらも軽快な酒質に仕上げている。」(公式サイトより)とのこと。美味しい。書いてて思い出しましたが、カラーズシリーズでは白担当のエクリュが一番好きだった気がする。

屋守 純米無調整生 おりがらみ(東京・豊島屋酒造

冬季限定。日本酒を搾った後にできる「おり」を沈殿させたままにせず混ぜ込んだものなので「おり」「絡み」です。ほどよく濁っていて美味しいです。

2020年3月13日

田酒 純米大吟醸(青森・西田酒造店

なんで田酒という名前なのか。「田の酒と書いて「でんしゅ」と読みます。「田」はもちろん、酒の元となる米が獲れる田んぼを意味し、名前の通り、日本の田以外の生産物である醸造用アルコール、醸造用糖類は一切使用していないことを力強く主張した、米の旨みが生きる旨口の純米酒です。」(公式サイトより)とのこと。なるほどティターンズみたいな命名なんですね(例えが悪い)。美味しく飲んだけど、私の好みへの合致度としては普通という感じでした。

No.6 X-type 2019(秋田・新政酒造

新政といえばNo.6が定番で、私が一番好きな日本酒のうちのひとつです。なぜNo.6かというと「6号酵母の魅力をダイレクトに表現することを目的に醸造されるライン」(公式サイトより)だから。6号酵母昭和5年(1930年)に新政のもろみから採取された酵母で低温耐性という特性をもちます。これにより寒冷地でも安定して日本酒の醸造ができるようになりました。詳しくは新政酒造のHistoryをご覧ください。

2020年3月19日

獺祭 無濾過純米大吟醸生 磨き三割九分 槽場汲み(山口・旭酒造

瓶がかっこいいので買いました。本でも酒でも一番大事なのは中身なのは間違いないけど、装丁も大事だと思っています。槽場汲みは毎年3月と10月に発売される限定品で、「山口県の酒販店達が中心となり、「搾りたての新酒を、槽場で汲んで帰って店で売る」という企画のお酒」(佐野屋 - JIZAKE.com -より)とのこと。味は普通の三割九分の方が私は好きでした。

陸奥八仙 華想い50 純米大吟醸(生)(青森・八戸酒造

「華想い」って「気持ちを込めて作りました」をポエムっぽく言ってるのかなと思ってましたが、麹米の名前だったんですね。味は私には可もなく不可もなくだった印象。

2020年3月21日

豊醇無盡たかちよ 扁平精米おりがらみ壱火入(新潟・高千代酒造

第2回オンライン日本酒試飲会の指定銘柄のひとつ。この頃はおつまみをナッツにしがちで、それとよく合うお酒で良かったです。

二兎 純米 萬歳七十(愛知・丸石醸造

「味」と「香」、「酸」と「旨」、「重」と「軽」、「甘」と「辛」のバランスを追求し、「二兎追うものしか二兎を得ず」というコンセプトで命名された日本酒です。美味しくありつつも、単体で飲むと個人的には少し物足りなさを感じるけども、おつまみと合わせると良い感じですね。

出雲富士純米吟醸 超辛口 青(島根・富士酒造

普段は辛口と書いてあったら、しかもそれに超がついたら、まず買わないのですが、オンライン日本酒試飲会の指定銘柄なのでせっかくだから買ってみました。他の指定銘柄が甘口よりだったのもあり、1つこういうお酒があるのもメリハリがついて良かったです。最近複数の日本酒を複数の入れ物に一度に用意して、飲み比べながら食事をする機会が多くなってきたのですが、そういう飲み方をしていると単体では苦手な辛口でもオーケストラの一員のように食事の中で役割を発揮して、食卓を良いものにしてくれると感じています。

2020年3月27日

土田 イニシャル K(群馬・土田酒造

イニシャルシリーズは土田酒造がチャレンジする時に命名している日本酒だそうです。そのチャレンジとはイニシャルKにおいては「1.日本酒を使って、日本酒を仕込む 2.精米歩合90%」(公式ブログより)です。しかも、原料米は酒米ではなく、群馬県産の飯米。面白いですね。買った時はそこまでは知らずに瓶のかっこよさと仕込みに日本酒を使っていることと日本酒度が-25.0であることが決め手でした。同時に買った似たような日本酒度のお酒と飲み比べた時、どちらも美味しいながら、対戦相手が良過ぎて2本目を試す機会を失ってしまったのですが、公式ブログに書かれているように麻婆豆腐やチョコレートと一緒に飲んでみたらまた違った結果になっていたかもしれません。特にチョコレートと日本酒を合わせるのが私は好きなんです。最近カロリーを気にしているので、カロリーとカロリーの重ね掛けになるそういう組み合わせはあまり試していないのですが……。

飛良泉 飛囀 -鵠 (HAKUCHO) - type-A(秋田・飛良泉本舗

飛良泉の飛囀シリーズと出会えたことが私の2020年上期日本酒関連で最大の幸せだったと思います。最初は名前と瓶がかっこよくて、日本酒度-24.0であることから試しに買ってみたのですが、その後何度も購入することになりました。「通常焼酎造りに用いる白麹 (クエン酸)、No.77 酵母(リンゴ酸)、山廃酛(乳酸) を組み合わせ、3つの「酸」で構成されたお酒」(公式サイトより)です。白麹に関しては新政酒造の亜麻猫を手本にして技術指導を受けています。2020年はtype A,B,Cを販売予定だそうで、酸度が少しずつ変わるようです。type Aは酸度5.7です。私好みの味でありつつ、比較的入手しやすいのが素晴らしいです。

おわりに

3月になってものすごい勢いで日本酒買うようになっていますね……。在宅勤務かつたまたま仕事の負荷が減るタイミングだったので、家飲みの時間を多く取れて、色んな日本酒を試すようになっています。そしてそれは今でも続いています。

次のオンライン日本酒試飲会は2020年8月29日(土)21:00からです。日本酒好きな方も初めての方も興味を持ったら指定銘柄をどれか買って参加いただけたら嬉しいです。

igaguri.wixsite.com

今回の私の指定銘柄はAmazonで酒蔵から直接購入できます。そのためにこの銘柄を選んだわけじゃないですが、このリンクから買うとちょっとだけ私にお小遣いが入ります*3。 

 

*1:たぶんそのうちこういう言い訳も無しに一見VRやVRCと関係ない話をどんどん書いていく気がする。VRやVRCの話しか読みたくない人はごめんなさいね。

*2:自分の好みに合っているかどうか残せれば基本的には良い。

*3:それが嫌な人は別途検索して入手していただければと!

少人数飲みをやっていく

1.はじめに

VRChat(以下、VRC)飲みに関して私の中で5月は少人数飲み、特にサシ飲み(1対1での飲み)強化月間でした。その流れで6月も事実上の少人数飲み強化月間が続いており、少人数飲みが定着してきた状態です。今回は少人数飲みについて話をしようと思います。

2.少人数飲みの良さ

私はもともと少人数飲み派で、VRC1989年以前爆誕会(以下、爆誕会)を始めた時のイメージも発起人+数名程度でまったり飲むというものでした。過去の記事に書いた通り、今ではかなり大きな集まりになりましたが……。多人数飲みは最初に話をするきっかけ作りとか、祝祭感を楽しむとか、良い点は色々あるとは思っているので、今後も参加したり主催したりしていくと思います。ただ、「人と飲む」ことの良さを私が最も感じるのは多人数よりは少人数での飲みです。それはなぜか。参加者が少なければ少ないほど、共通の話題を見つけやすく、タブー*1は少なくなり、話を深く掘り下げていくことができるためだと私は考えています。一言で言えば腹を割って話しやすくなるのが良いです。

3.VRCで少人数飲みを意識して始めたきっかけ

前述の通り、もともと少人数飲みの良さは感じていて、特にサシ飲みは良いものだと思っていたのですが、具体的に色々な人を誘ってみるようになったきっかけは4月18日にレムリアさんとサシ飲みをしたことです。レムリアさんがTwitterでエイプリルフールに「レンタル分霊始めました」ツイートをして、その後にそのツイートは冗談だけど何かあれば気楽に声をかけてください的なことを書かれていたので私が気楽に声をかけてみたというところからレムリアさんとのサシ飲みが決まりました。サシ飲みで何を話したのか具体的な内容は割愛しますが、とても楽しく時間が経つのがあっという間でした。真面目な話から不真面目な話まで色々話す中で、価値観を共有でき、信頼できる人だと思い、後日、爆誕会運営補佐への就任をお願いすることになりました。この経験から他の人たちも積極的にサシ飲みか少人数飲みに誘ってみたいと思い、この記事の冒頭に挙げたツイートをして、誘ったり誘われたりをするようになりました。

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レムリアさんとのサシ飲み時の写真

4.偶発的な少人数飲みも狙える「個人居酒屋なかよし川」

5月末にモスコミュールさんの「居酒屋 雅」というワールドを購入して、少しだけカスタマイズして「個人居酒屋なかよし川」として使っています。

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実質的な定員は4名*2とし、今夜は飲もうかなと思った時にTwitterで告知の上でfriend onlyインスタンスとして開いてそこで一人で飲み始めるということを6月はよくやっています。急に告知して深夜に飲み始めるのが基本なので、ずっと一人でも退屈しないように、Youtubeで動画を見ながら過ごせるようにしています。すると、みんなが飲むためにJoinしてくるわけではないですが、思いがけない人が一緒に飲もうとJoinしてくれることもあり、4名になったらそれ以上に誰かが入ってくることを心配しなくて良いこともあり、偶発的な少人数飲みを楽しむこともできています。

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安心の狭さ

5.おわりに

少人数飲みをするための意志も環境も持ち合わせているので、気軽に声をかけてくださいね!

 

最近、Amazon.co.jpアソシエイトになったので、今度のオンライン焼酎試飲会の推薦銘柄「太古の黒うさぎ」とドクターペッパーを置いておきますね。太古の黒うさぎのドクターペッパー割は個人的にありでした。

 

コカ・コーラ ドクターペッパー 500mlPET×24本

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  • 発売日: 2009/10/05
  • メディア: 食品&飲料
 

*1:「地雷」と言い換えても良いです。

*2:VRCの仕様としてワールド定員の2倍まではJoin可能なのでワールド定員を2名と設定し実質的な定員を4名としています。

「リンドの夜探し」に出演しました

はじめに

去る6/11、VtuberでありVRChat(以下、VRC)のフレンドでもあるさがしものリンドさんのリンドちゃんねるで毎週木曜に配信されている「リンドの夜探し」にがとーしょこらさん*1からの指名で出演しました。今回はそのことについて書いてみようと思います。どんな放送内容だったかは以下のリンクからご視聴ください。

www.youtube.com

youtu.be

youtu.be

出演することになってどう思ったか

「リンドの夜探し」のシステムは「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」と同じように各回の出演者が次の出演者を指名するという形をとっています。木曜以外の指名制をとっていない「きまぐれリンドの夜探し」も含めて、私は以前から時々見ていました。Vket4のリンドさんのブースにはその時までの出演者の写真がずらりと出ていて、私はそれを見て人と人の繋がりはすごいなあと思いつつ、私自身はある程度隠れて生きたいという気持ち*2で目立たないよう注意しながら日々の活動をしているので、VRCの日本語文化圏は狭いからいつかは私にもお鉢が回ってくるとしても、それは日本語話者がみんな出演してしまった後のアンカーみたいなもので、そうなったらバトンを渡す相手がいなくて困っちゃうなと心配したものです。ところがその心配を抱いた1ヶ月後には私への出演依頼があり、人と人との繋がり、縁というものは面白いなあと思いました。これは放送中にも言いましたね。

たくさん質問をいただけて嬉しかった

「リンドの夜探し」は前半はリンドさんとゲストのトーク、後半は質問箱に届いた質問に対するゲストの回答、という形で進んでいきます。私が危惧したのは質問が0件だったらさすがに寂しいということで、しかし露骨に質問くれくれ言いまくるのも私のやり方ではないと思い*3、一度質問お願いツイートした後はもっぱらリンドさんが告知ツイートをするたびにRTするだけに留めていました。放送当日まで質問数はわからず、放送開始30分前の打合せで9件くらいあると聞いた時はびっくりするとともに、嬉しかったです。

視聴者は私が普段から絡んでいる人たちの内輪にとどまらず、また、せっかくの記念すべき回にBANをされたくないので、いつもの会話よりも無難な表現で済ませている回答もあり質問いただいた方のご期待に沿えない部分もあったかもしれませんが、ご了承ください。

視聴者からの質問だけではなく、随所でのリンドさんからの問いかけもありがたかったです。数多のゲストとのトークをこなしてきたリンドさんとの掛け合いはとても話しやすかったのを覚えています。

他者へ向けて話すことによって自分の考えが見えてくる

放送前はとても緊張していました。なぜ緊張をするかというと視聴者を意識するからだと思います。私は緊張には弱いのですが、緊張の元に考えを整理して語ったからこそ得たものもあると考えています。自分がどんな価値観を持っていてそれに基づいてどんな理路で考えているのかについて、私一人で過ごしている時は自分の中で感覚的になんとなく処理しがちなんですが、視聴者からの視線に晒されることによって、自分の考えの輪郭がはっきりしてきました。このブログもそうですが、時々こうやってまとまった他者向けのアプトプットをしていくことは大事だと考えています。今回の放送は良い機会でした。

VRCについて話すにあたって特に注意していたこと

VRには夢がある、それはそう。VRCは優しい世界、それもそう。なのだけど、キラキラした未来だけではなく、私たちは生きていく以上、疲れるし、挫折するし、最後には何らかの形で終わりを迎える、ということも見据えた語り口でVRやVRCを語ることができればという思いが私にはあって、楽しくお喋りしつつもそういう思いを少しは伝えられたのかなと思っています。

放送のアーカイブを見てみた

自分が喋っている動画を見るのは一つの地獄として知られていますが、意を決して先ほど放送のアーカイブを見てみました。

喋りが苦手なのと声がこもりがちなのもあり、支離滅裂になっていないか、聞くに堪えない音声になっていないだろうか、ということを心配していましたが、実際に放送のアーカイブを見てみると序盤の喋りの硬さと「まあ」を言い過ぎという点が気になるものの、意外と喋れていると感じました。序盤の喋りの硬さは緊張に由来するものだと思いますが、リンドさんが話を盛り上げていくのが上手で、おかげで比較的早く緊張を解いて生き生きと話をすることができたと思います。

おわりに

今回の「リンドの夜探し」出演、話をもらった時は色々と不安にもなりましたが、やってみたらとても楽しかったです。バトンを回してくれたがとーしょこらさん、質問をくれた皆さん、視聴者の皆さん、そして楽しく会話させていただいたリンドさん、ありがとうございました。

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放送の事前打合せでリンドさんに撮ってもらった写真

 

 

コカ・コーラ ドクターペッパー 500mlPET×24本

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  • 発売日: 2009/10/05
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*1:https://twitter.com/gatosyocora

*2:この気持ちはもっと丁寧に言語化可能なはずだと考えていますが、うまい言い回しを思いつくまでは正確さに欠けるとしてもこういう言い方をしておきます。

*3:かまってちゃんを敢えてかまわない人が自分のことについてはかまってかまってと言い出すかっこ悪さを感じるので。

2回のオンライン日本酒試飲会を終えて

1.はじめに

もう1ヶ月ほど前ですが……3/28に「オンライン日本酒試飲会2」を毬栗会とVRC1989年以前爆誕会(以下、爆誕会)の共催という形で開催しました。

当日はVRChat(以下、VRC)の調子が悪くて開始が30分ほど遅れてしまいましたが、盛況のうちに幕を閉じました。ご参加いただいた皆さん、運営の皆さん、ありがとうございました。

今回はオンライン日本酒試飲会2を終えて思うことを書いていこうと思います。

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オンライン日本酒試飲会2の集合写真

2.オンライン日本酒試飲会とは

公式サイトを見てね、というのが手っ取り早いのですが、私なりに説明してみましょう。

日本酒試飲会、つまり日本酒を試しに飲む会を普通はオフラインでやるところオンラインでやる、という会です。

始まりは毬栗会を主催する毬栗たるとさんと「何か毬栗会と爆誕会でコラボイベントをやりたいね」という話があって、単に合同開催の飲み会という形では結局毬栗会拡張版にしかならなそうだったので何かひと工夫したいということで、提案されたのが日本酒試飲会でした。爆誕会には日本酒を好きな方が何人もいて、一方で毬栗会には日本酒に興味はあるけど何を飲んだらいいかわからないという方が何人もいて、ならば日本酒を軸にしてつながるのも面白そうだと。日本酒を楽しむきっかけになればと思っています。

飲む日本酒に関しては運営メンバ4名が自分の出身・在住地の地酒*1をそれぞれ選び、参加者はそれら4種類の日本酒から1つまたは複数を事前に購入して準備してもらうようにしました。他の銘柄で参加してもよいのですが、できるだけ同じ銘柄の日本酒を一緒に飲むことで交流を深める一助にしたいという思いがありました。

開催場所となるワールドは2回とも大宮さんに用意してもらいました。大宮さんのオンライン日本酒試飲会感想記事はこちら。

oomiyabeya.hatenablog.com

3.日本酒と私

オンライン日本酒試飲会をやってみての感想の前に、日本酒と私の関係について簡単に書いておきたいと思います。

日本酒を初めて飲んだのは大学生の頃でした。最初は安い居酒屋の名もなき「日本酒」を飲んで正直日本酒は美味しくないと思っていました。好きなのは青りんごサワーでした。ですが、所属サークルで期末の打上げに使った日本酒居酒屋でちゃんと名前と出身地のついた様々な個性のある地酒を飲むことで初めて日本酒の美味しさに気づきました。その頃は獺祭、村祐、鍋島、飛露喜、十四代が私のお気に入りでした。その後、大学卒業する頃には一周回って名もなき日本酒の良さもわかってきて、特に毒々しいきれいな緑色に輝くライムと日本酒のカクテル「酒ライムロック」(以下、酒ライム)は私のお気に入りとなりました。VRCにおける私のアバターのイメージカラーが緑色なのは、かつて酒ライム画像を貼り付けた緑色の櫻歌ミコを使っていた系譜上にあります*2

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2007年5月2日の酒ライムロック

大学卒業後も日本酒を飲む機会は多く、20代の元気な頃は金曜日の仕事帰りにmixiでマイミクに向けて「今から飲む人~!」と呼び掛けて突発飲み会をよくやってました。家でもお酒は飲みましたが、日本酒は原則として日本酒を売りにする居酒屋で飲んでいました。日本酒の保管と適切なおつまみの準備が大変なので、そこはプロに任せておこうという考えからです。

このようにたぶん普通の人よりは日本酒を飲んでいる私ですが、うんちくを語れるほど詳しいかというとそうでもなく、自分が美味しいなあと思う日本酒を単に美味しいなあと思いながら飲んでいることがほとんどです。深く考えていないので他人からどんな味か聞かれてもうまく答えるのが今でも難しいですね。

4.やってみてどうだったか

4.1.新しい銘柄へのチャレンジが増え守備範囲が広がった

オンライン日本酒試飲会の推薦銘柄の選定には、運営メンバが自分の出身・在住地の地酒から一定の価格以下*3のものを選ぶ、という制約が課されました。私は静岡出身・東京在住*4なので、そのどちらかの地酒から推薦銘柄を選ぶ必要があります。ですが、私は獺祭や東北の地酒を中心に飲むことが多かったので、まずは静岡と東京の地酒を色々取り寄せて飲み比べるところから始める必要がありました。近年はアルコールへの耐性が落ちてきて、限られた量しか飲めないので新しい銘柄にチャレンジするよりは既に過去の経験から勝利が約束された銘柄ばかり飲むようになっていましたが、オンライン日本酒試飲会の推薦銘柄選定を通じて、久しぶりに色々な銘柄にチャレンジして、結果として守備範囲が広がったように思います。前述の理由(限られた量しか飲めない)から、ある程度高い方を先に選びがちでしたが、価格を一定以下に制限されたのも新鮮な経験につながりました。

チャレンジ精神が高まった結果、オンライン日本酒試飲会の推薦銘柄選定とは関係なく色々飲んでみたくなり、結果として今、私の冷蔵庫の中には9種類の日本酒の四合瓶が入っています。

4.2.日本酒を語る言葉をもう少し持とうと思った

私はこれまで日本酒を自己満足で飲んできたし、これからも原則としてはそれで良いと思っていますが*5、オンライン日本酒試飲会への参加者の中には初めて銘柄を意識して日本酒を飲む人たちがいてその人たちに向けて伝わる言葉で推薦銘柄の説明をしてできるだけ好みに合った銘柄を選んでもらってこの会を通じて日本酒を好きになってほしいですし、日本酒好き同士で話す際にもオフラインなら「これ美味しいよ」「ちょっと、頂戴」というやり取りだけで済むことをオンラインでは相手に伝わる言葉で表現する必要があるので、今後は他者に説明するという視点をもう少し持って日本酒を飲んでいってみたいと考えています。自分の感覚を言葉にすることを避けて長い時間を生きてきたので簡単ではないとは思いますけどね。こういう風に思えるようになるのも良い経験です。

4.3.役割分担のあるイベント開催経験ができた

私の主催する爆誕会の運営は基本的に私が決めて私が実行しています。会としての方針、飲み会開催日時、ワールド作り、タイムテーブルなど……。それでも運営体制として複数人でやっているのは、他者の意見を発散し過ぎない範囲で聞けるようにすることと私が機能不全に陥った時に爆誕会を維持できるようにすることのためです。なので、定例飲み会をやっていく分には役割分担とか意志の統一とかあまり考えなくても良いです。

一方、オンライン日本酒試飲会には、全体とりまとめとTwitter運営の毬栗たるとさん、共催者としての私、日本酒を推薦するメンバ、ワールド制作の大宮さん、という運営メンバがいて実質的な役割をそれぞれに担っています。そのため、オンライン日本酒試飲会では運営内部での意思疎通が大事であり、運営の皆さんがそれを意識してくれていたからこそ、当日VRCの不具合に見舞われても、粛々と対応できたと考えています。この役割分担のあるイベント開催経験を爆誕会含め他の所でも活かしていければと思っています。

5.今後について

5.1.門戸の狭さについて

オンライン日本酒試飲会は「日本酒」という限定があること、さらにできるだけ推薦銘柄の中から事前に現物を用意してもらうようにしていることから、比較的門戸の狭いイベントだと思います。お酒が飲めないとか日本酒を飲めないという方々には少し寂しい思いをさせてしまうかもしれませんが、前述の理由に基づく門戸の狭さは今後も是非とも維持していきたいと考えています。毎日のように日本酒好きを囲い込んでいたら「たまには門戸を広げてほしい」という気持ちもわかるのですが、爆誕会についての記事で「「隔週開催2時間程度のイベント」をする分には年齢制限のあるイベントがあったって良い」と書いたのと同じような理由で日本酒という軸から決してブレないイベントが時々はあったって良い、というか、その方が楽しい!と思っています。日本酒を他の物事に置き換えても良いです。門戸の広いイベントが日常的にある中で、時々、ある特定の物事にフォーカスした尖ったイベントがある、そういうVRCイベントライフを私は望みます。

5.2.新型コロナ禍の中で

皆さんご存じの通り、今は新型コロナ禍と呼ばれる状況下にあります。私は一人暮らしなのでオフラインで誰かと日本酒を飲むことは完全になくなってしまいました。行きつけのお店は休業しました。こういう状況においては、オンラインでの日本酒試飲会はみんなで日本酒をテーマにして飲む貴重な機会ですから、第3回も夏以降にやりたいと考えています。今後、日本酒の製造や流通がどうなっていくのかわかりませんが、その時にできる何らかの形でやりたいと考えています。

最後に、これを機に皆さんも通販*6で日本酒を買って飲みましょう!と言いたいところですが、巣籠もり中にお酒の消費量が増えているというニュースもあるので、健康には気を付けて、日本酒を楽しんでいきましょう!

 

日本の酒 (岩波文庫)

日本の酒 (岩波文庫)

 

*1:特定の地域で作られている酒のこと。

*2:たまたま翠星石Meたんといった私の好きなキャラクターも緑色ですが。

*3:第1回は5,000円程度まで、第2回は送料含めて3,000円程度まで。

*4:かつて住んでた県まで挙げるとあと何個かあります。

*5:様々な物事について、原則は現在の・自己の満足と語りつつ、それを一旦意識の枠外に出してから、過去や未来の自己を含む他者を意識して考え始める、というのが個人的に精神的安定をもたらす思考法なのでそうしています。

*6:臥龍梅は外出せずに購入できるように最近オンラインストアを開設しました。今後そういう例が増えるかもしれませんね。